川内原発の再稼働を歓迎する地元の人達のインタビューがテレビで流されてましたよね。
「早く稼働してくれないかな」
「原発があるから日本の経済が回ってるんだろう、実際」
と、顔も出してお話されてました。
僕の住む静岡県にも浜岡原発というのがあって、ひと頃は再稼働を巡って同じような意見の地元の方たちがテレビのインタビューに答えていました。
気持ちは・・・分からないでもないです。原発がそこにあったから成り立っている商売に携わる人たちにしてみれば、稼働するかしないかは「自分の商売」に直結しますから、ね。
けど、同時にふとこんなことも思うのです。
福島第一原発にも、周辺にそういう方たちがいたはずです。
その方たちは今、多分自分たちが元暮らしていた場所へは戻れずに、どこか別の場所で別の方法で暮らしているはず。
その方たち・・・つまり「福島第一原発の恩恵を受けて原発の近くで暮らしていた人たち」は、今、どう思っているんだろう?
そしてなぜそれをマスコミは取り上げないのだろうか?と思ったりします。
もちろん、その方たちをメディアの表に立たせてしまったら、その方たちをひどく傷つけてしまうかもしれない恐れがあるのは分からないでもないですが・・・今のマスメディアってそんな事お構いなしにズケズケと踏み込んでくるでしょう?それなのに、そういう方たちの声や気持ちは、どこからも聞こえてこないんだよねえ・・・
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