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2009年7月11日土曜日

ご参考になさってください

パソコン相談所のお仕事で、「メールで質問に答える」ということがあります。
そう頻繁ではないのですが、月に数回程度はあるのです。

回答をメールでお送りするときに、いつも悩むのが最後の一言。

いろいろ書いた後に、「ご参考になさってください」と書いているのですが・・・どうもこの言葉の感じが、敬語としてしっくりこないような気がして、昨日講習の講師をしているあいまに、いろいろ調べてみました。

「参考にしてね」

ということを丁寧に敬語で言う場合にはなんといえばよいか・・・

ご参考まで
ご参考いただければ幸いです
ご参考になりましたでしょうか・
ご参考ください

実にいろいろな表現を使われているようですが・・・どれも決定的に「これが正しい」という感じがしませんでした。で、さらにいろいろと調べてみたのですが・・・どうやら「ご参考になさってください」という言い方は、間違いではないようです、ね。

参考にするの「する」を敬語で表現すれば「なさる」になるから、正しい、というのが敬語をきちんと使い分けていらっしゃる方の共通したご意見のようです。
メールの文末などでは、「以上、ご参考まで」とか「ご参考ください」などのように、短い言葉で省略したり完結に表現することがありますが、これは正式には間違いだそうです。「本来の言葉を略す」というのがそもそも、マナーとしてよろしくないようで・・・

結論
「ご参考になさってください」とメールの最後に書くのは、間違いじゃないんだ、ね^^

ネットで調べると、いろいろ勉強になることもあります。

追記:2010年8月17日

どうも、やはり「ご参考になさってください」は二重敬語で誤りのようです。
正しくは・・・(聴いた話なのでどこまでが正しいか自信がありませんが)

「ご参考にしてください」 あるいは
「ご参考にしてくださいませ」

というような表現が適切なのだそうです。

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