さて、と。
大事なことはブログに書いておこうと決めた10年前から、何かの節目には必ず自分の言葉で文章を書くことにしてきた。
今回も多分、一つの節目になるんだろう。
いつものように、備忘録のようにして書き記しておこうと思う。
学生時代、図らずも人の倍もかけて大学を卒業することになった。
多分、4年で卒業しているよりも遥かに多くを学んだ学生生活だったので、8年間大学生をしていた事に今でも微塵も悔いはない。
けれど大学で多くを学んだことと、卒業後の食い扶持をどうするかとは僕の場合結びつかなかった。
普通のモノサシで言えば人より4年も遅く社会人になった新卒には、仕事を休めるなんでいう贅沢は許されなかった。
一方で音楽というかけがえのない出会いに、仕事以外の全てを賭けたのもこの頃の事。
ひたすら仕事をして、休みは一日のムダもなく音楽に没頭し、、、あとから思えば自分の悪いくせが決定的に出ていたのはこの頃でもあった。
必死でなにかに追いつこうとしているうちに方向を見誤り気がついたらまたしても色々なものから取り残される羽目に。
そう気づいた時に、どちらを手放すべきかと悩みに悩み抜いて仕事を取り、音楽を「取り敢えず」手放した。
簡単に挽回できるとは思わなかった。
40歳くらいまでには、40歳なりの仕事ができて暮らしができて家庭を持てるようになっていようとガムシャラにやらなきゃならなかったから、条件も環境もへったくれもなかった。
とにかく、前へ。
けど、40歳になって、28歳で描いた目標には遠く及ばなかったから、もう一度リスタートのつもりで10年間やってきた。
少しずつ、近づいてると感触を持てたのは、たしか46歳か47歳の頃。
やっと「明日の暮らしの不安」をなんとか払拭できるようになった。
そのために、12年費やした。
けど、このままでは「働く」だけの暮らしでズルズルと行ってしまう。
一度は手放した、人生の中で3番目に大事なものを取り戻すためには、仕事から離れることのできる環境と状況が必要だ。
それが、この数年間のミッションだった。
仕事から離れて完全にオフな状態を、ちゃんと取れる暮らしにする。
この夏、22年かけてやっとそれを一度だけ果たせた。
この状況を死守できるか?それはこれからの自分次第なんだけど、、、まあ取り敢えずひとつの節目にはなった。
明日の暮らしを心静かに迎えることができて、仕事に暮らしを拘束されなくて済む環境を自分の手で獲得する。
ここまではたどり着いた。
大きな節目だと自分では思ってる。
さあ、これからだ。
次は、どこへ向かおう?
どっちへ足を踏み出そう?
そんな事を考えながら過ごす、人生初の長期休暇の、中日の深夜。
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