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2013年8月24日土曜日

忘れないうちに

忘れないうちに今回のITCカンファレンスで気づいたことを書いておこうと思う。

イノベーションという、もう使い古されたようなキーワード(だけど何のことだか曖昧な、つまり僕の最も嫌いな類の言葉)がテーマの今回のカンファレンス。

けれどひとつひとつの講演やディスカッションを聞いてみると、なるほどな〜と思うことがいくつもあった。

イノベーションに、何か特別な能力や発見、あるいはリーダーシップやカリスマ性が必要だとばかり考えるのは間違いだということ。
イノベーションという言葉にカムフラージュされた単なる二匹目のドジョウに惑わされてはいけないこと。

言葉としては陳腐でも、イノベーションということが指し示すモノを実現して成長するには、慢心することなく不断の努力が必要だということ。
そしてそれは自らが率先して行動すべきであること。

若い世代を過大に評価すべきではないが、けれども若いからというだけで能力や知見が未熟だと見下しては決してならないこと。

、、、ん?
これは、、、?ニュアンスは違うけど、昨年のカンファレンスで講演された若手社長さんの話と同じことじゃあないか!?

社員の誰よりも社長が一生懸命働く会社でなければならない。
慢心して努力を怠れば衰退してしまう。

結果的に、キーワードが変わっても、目指すところ、理想とする姿は同じなんだな〜、と言うことが一番印象的な今回のカンファレンスだった。

あ、けれどもそれ以外にも収穫があったのも事実。

Excelでコツコツとデータ集計した成果が、他者を圧倒する独自能力となるということも実証してもらえた。

やっぱり、最終的に数字で語らないと、会社は成長しないことも、各会社の経営者さんが暗に明に示してくれた。

「ヒントを与えるのが自分のベネフィットだ。あとの具体的なことは自分でやるのが当たり前。それすら出来ないようなカンの悪いやつはダメだ」
口先ばかりの乱暴なオピニオンリーダーにどーしても納得いかないモヤモヤを感じていたところに、25歳の若者が見事な切れ味で明快な視点と見た筋を提示してくれた。
少し頼りなさげな話し方のまだまだ若いという感じだったけど、あのひと言が自分にとっては今回の最大の収穫であった。

ITコーディネーターにとって、企業支援をする者にとって必要なことは何なのか?
常に自問自答してはいるけれど、改めて考えさせられた、実りの多い機会だった。

もうひとつ。
やっぱり東京へ出て来て、色んなことを肌で感じることはとても大切だ。

そして、もっともっと、俺も頑張らなきゃ!と思わせてくれるような、良い意味での刺激的なものが、やっぱりITCという資格者の中にはあるなあ〜。

さて、明日からまた僕も頑張ろう!

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