以前のブログで書いた記事の再掲載です。
随分前に書いたことなのですが、たまたま最近、同じ事をお客様の前で話す機会があったので、せっかくだからこちらにも書いておくことにしました^^
以前、「ご参考になさってください」という言い方が、どうしても気になって、調べてブログに書いたことがありました。
あの時には、なかなか明瞭な(=自分の納得の行く)答えが見つけられなかったのですが、最近になって、そのものズバリ、この事に答えてくださっている方がいらして、やっと納得が行きました。
以前の記事では、「ご参考になさってください」という言い方は、あながち間違いではない、という事を書きましたが・・・
やはりこの言い方は、敬語の使い方としては間違いなのだそうです。
「ご~する」「お~する」と言うふうに初めに「ご」「お」をつける時点ですでに尊敬語として成立しているそうで・・・。
「する」を「なさる」に変えてしまえば、これは「二重敬語」になってしまうから、敬語の使い方として間違いなのだそうです。
で、正しくは・・・?シンプルに
ご参考にしてください
と言う(書く)のがやはり正しいのだそうです。
もし語尾をもう少し丁寧にしたいのであれば、「ませ」を付けて、
ご参考にしてくださいませ
と書くのなら、敬語の使い方としては間違っていないそうで・・・
いやいや、きちんと使えているつもりで、やはり日本語というのは簡単ではありませんね。
3年前の記事でしたが・・・「ご参考になさってください」と検索すると2位か3位に僕のブログが出てきてしまうので、訂正していないのはマズいと思い、書かせていただきました。
どうぞ、ご参考にしてくださいませ。
↓
ちなみにこの記事は、以下の記事を書いた2年くらい後に訂正の意味を込めて書いたモノ。
===
「パソコン相談所のお仕事で、「メールで質問に答える」ということがあります。
そう頻繁ではないのですが、月に数回程度はあるのです。
回答をメールでお送りするときに、いつも悩むのが最後の一言。
いろいろ書いた後に、「ご参考になさってください」と書いているのですが・・・どうもこの言葉の感じが、敬語としてしっくりこないような気がして、昨日講習の講師をしているあいまに、いろいろ調べてみました。
「参考にしてね」
ということを丁寧に敬語で言う場合にはなんといえばよいか・・・
ご参考まで
ご参考いただければ幸いです
ご参考になりましたでしょうか・
ご参考ください
実にいろいろな表現を使われているようですが・・・どれも決定的に「これが正しい」という感じがしませんでした。で、さらにいろいろと調べてみたのですが・・・どうやら「ご参考になさってください」という言い方は、間違いではないようです、ね。
参考にするの「する」を敬語で表現すれば「なさる」になるから、正しい、というのが敬語をきちんと使い分けていらっしゃる方の共通したご意見のようです。
メールの文末などでは、「以上、ご参考まで」とか「ご参考ください」などのように、短い言葉で省略したり完結に表現することがありますが、これは正式には間違いだそうです。「本来の言葉を略す」というのがそもそも、マナーとしてよろしくないようで・・・
結論
「ご参考になさってください」とメールの最後に書くのは、間違いじゃないんだ、ね^^
ネットで調べると、いろいろ勉強になることもあります。」
===
追記:2010年8月17日
どうも、やはり「ご参考になさってください」は二重敬語で誤りのようです。
正しくは・・・(聴いた話なのでどこまでが正しいか自信がありませんが)
「ご参考にしてください」 あるいは
「ご参考にしてくださいませ」
というような表現が適切なのだそうです。
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