勉強が「好き」という人というのは、実際にいるもんです。
世間的には「勉強なんて、オレは嫌いだ」というセリフを良く耳にしますね。なんか「勉強が好き」と言うと、どこか偉そうなことを言っているように取られてしまう、ということもあるのか・・・あんまり大声で「オレは勉強が好きだ」という人はあまり見かけませんが(^^;)
僕の知人に、40歳を越えた今でも、仕事とは直接関係のない勉強を日々続けていて、語学をいくつも覚えたという人がいます。
また、1年に本を何百冊も読んでいて、その本にかける金額が年間軽く200万円を超えるという知人もいます。
もっとも、こういう方たちは、それを「勉強」とは思っていないのかもしれませんが・・・
で・・・お前はどうなのかって・・・?
僕は、正直言うと、勉強大嫌い、です。
いえ、冒頭で言ったような「好きというとなんか言われそうだから嫌いだと言っている」んじゃなくて、本当に嫌い(苦笑)
何が嫌いって、「モノを覚える」という作業がとにかく苦手なのです。
「仕組みを理解する」「どうしてそうなるのか理由を突き止める」というような「考える」作業はどれだけやっても苦にならないのですが、「◯◯の定理」とか「◯◯公式」とかを覚えたり、年号とか数を覚えたりするのが、どうにもダメ。
そんな自分だから、仕事でもプライベートでも、「大量の情報を頭に記憶させなきゃならない」ような作業をやろうとは全く思えないし、また、人にも強要しようと思いません。
時代はITと情報化の時代。
単純にたくさんのデータや情報を「覚える」だけだったら、人間の頭で覚えるよりも全部コンピュータに記憶させたほうがよほど理にかなっています。
必要な情報やデータはいつでも取り出せるようにしておく・・・現代はソレでイイんだと思います。
けど・・・それをどうやって使うか?その情報やデータをどう解釈するのか?
あるいはデータや情報に関係なく、そもそもどういうルールにするのか?どういう方向でいくのか?
仕組みを考える、解釈する、方針を決める・・・そういう本来あるべき「考える」という作業を「嫌い」といって敬遠しては絶対にいけないと思います。
覚えたり、本を読んだりするのは苦手でも、「どうすればイイのか」を考えたり、悩んで結論を出すという努力・・・ここをキチンと逃げずに取り組めるかどうか?それが大切なんだと思います。
・・・と、偉そうな事を言って「勉強嫌い」を正当化してみたりして・・・(^^;;;;;)
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