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2013年12月23日月曜日

不惑・覚悟・再起動

年末に書く恒例の振り返り

今年はどんな一年だっただろう?
と色々思い返してみるんだけど
どーも今年は「コレ」と言う印象に残る事がない。

それはきっと昨年暮れ
穏やかで何もない一年でありますようにと願った
そのことが叶ったということでもあるんだけど

そんな事を思いながらも無理くり色んな自分の事を総括してみた。

今年は色んな事に「迷った」年だったと思う。

40歳にして迷いを断ち
往くべき道を決めたつもりになっていたのが
ここにきて「?」の付いたような
そんな年だった。

想いがカタチにならず
惑い、迷い

認められない事に
苛立ち

認めたくない事から
目を背けて


結果
自分が持っていると思っていた
良さ・強さを
自ら危うくしてしまっていた

精神的にそんな迷いの中にいた一年だったように思う。

世に認められるべきだ
強く発言すべきだ

自分の役目や使命を
果たすためには
世の中に出るべきで
より大きくより強く
自分を広めるべきだ

昨年までの僕は
そういう欲を
「社会的な役割」だと思っていた。

そして

昨年まで「使命・役割・立場」だと
そう思っていたモノを
今年の僕は「欲」だと表現するに至った。

その精神的な変化を「迷い」と言って良いのか
それは分からないけれど
今年は象徴的だったと思う

ふと思うことがある

30年前と同じ感覚だということ

自信がなくて、不器用で
確信が持てなくて
自分を取り巻く全てのものが
とてもあやふやで

迷って、もがいて
どうして上手くいかないんだろう?
その想いに答えが見いだせなかった
30年前のあの頃と同じだ

あの時抱いた想いは
その後10年かかってようやく
確かな自信と確信になって
結実した

そうやって掴んだと思った
色々なものに
今年になってもう一度
自ら問いを投げかけ
答えを出す作業に
気づいたら取り組んでいた

きっと僕はこれから
あの時と同じように
10年かけて
その答えを見つけるのだと思う

その意味で今年は
僕にとって
精神的な生まれ変わりの年

迷い

覚悟のなさに慄き

失い

気づき

求めて

もう一度探し始める

その一歩を踏み出すために

ゆっくりと流れる時間の中で
しゃがみこむ

そんな時間がこの一年という年だったのだと思う

来年の今頃

僕は今より少しは
何かを見出しているだろうか?

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