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2012年12月25日火曜日

心に太陽を持て

心に太陽を持て
あらしが ふこうと
ふぶきが こようと
天には黒くも
地には争いが絶えなかろうと
いつも 心に太陽を持て

くちびるに歌を持て
軽く ほがらかに
自分のつとめ
自分のくらしに
よしや苦労が絶えなかろうと
いつもくちびるに 歌を持て

苦しんでいる人
なやんでいる人には
こう 励ましてやろう
「勇気を失うな
くちびるに歌を持て
心に太陽を持て」

-新潮文庫 山本有三「心に太陽を持て」(昭和56年6月25日発行)
6ページ~7ページより引用-

昨年4月~9月まで放映されたNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」で、春樹兄さんが戦死したことを聞かされた回で紹介された詩です。

リアルタイムでこの放送を見た日にも、
そして再放送でつい数日前にこの放送を見た日にも
この言葉がこころに強く響き、感銘を受けたのを感じました

よしや苦労が絶えなかろうと、いつもくちびるに歌を持て

それは僕に色々な事を教え、導いてくれたたくさんの師・上司・先輩・友人が、異口同音に言っていた事でした。

どうしてもこの言葉を手元に置いておきたくて、Amazonで本を取り寄せました。
年末年始、少し時間のあるときに、もう一度じっくり、この言葉とともに色々な事を考えてみようと思います。


※冒頭の引用にあたっては、「句読点」を省きました。

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