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2012年4月12日木曜日

安いモノに良いモノはない!?

昨日伺ったお客様のところでの話。

その方はホームシアターに凝っていて、テレビも100インチというドデカイサイズ。
ブルーレイのプレイヤーもAVアンプも、見せていただくと「コレいったいいくらするんだ^^?」というくらい高価なもの・・・らしい^^;

そのお客様が最近、「ホームシアター」ではなくて、「オーディオ」に凝りだしたそうで、ご自分の好きな音楽を聴くためだけに、1本50万円もするJBLのスピーカーを2本購入したのだそうです。

そんな高価なモノをポン!と買ってしまう金銭感覚には、正直驚いてしまいましたが・・・その話の中でお客様がおっしゃった事には、うなずけることがありました。

高いものが良いものだとは限らない
けれど、安いものに良い物はない


値段が安いことを売り物にする商品やサービスは、確かに無駄を省き、必要のない機能や装飾をしないことによってコストを抑える努力はしているのかもしれない。けれども、「安くする」方向にベクトルが向いているモノづくりと、「品質を徹底的に追求する」方向にベクトルが向いている(=結果的にそれなりに値段が高くなる)モノづくりでは、やはり歴然として違いがある。

高ければ良いってモノではないだろうけれど・・・それなりに値段の張るモノやサービスには、それなりの品質やこだわりが込められているモノがある。「価格以上の価値を」というが、それは「値段の割に安い」ということではなく、「その価格に単なる安さやスペックだけを求めるのではなく、それ以上のこだわりや品質があるか、それをきちんと見抜けるかどうかだ」

ま、1本50万のスピーカー2本で100万円をポンと買った自慢なのか、あるいは照れ隠しなのか・・・そんな気もしたけれど、「品質」「こだわり」というモノづくりやサービスの提供にとって重要な要素に、きちんとコストをかけ、買う方もその事に対してきちんとお金を払うべきだという話に、妙に納得してしまいました^^。
  

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